1959年に神戸で靴造りを始めた当社は、
主に問屋、専門店などを取引先として販売してまいりました。
転換点となったのが2008年のことです。
社長がドイツの研修で学んできた
「人間工学に基づく靴造り」がきっかけとなって、
それまでとは全く異なる構造の靴造りを始めたのです。
それが今のオリジナルフットベッド仕様の靴でした。
その靴を自社ブランドとして小売店や個人のお客様にも
販売して行こうという新しい試みがスタートしました。
ただ、意気込みはあってもそれは決して平坦な
道のりではなく、試行錯誤の繰り返しでした。
しかし努力を重ねた結果お客様に少しずつ認知していただき、
今日では『インコルジェ』の販売数は年々増加しております。
甲高、幅広、外反母趾など足のことで悩まれている方にも
喜んでいただける「履き心地」、こだわりの「デザイン」を
これからも追求していきたいと思っております。
素材の選定から縫製に至るまで品質に
こだわって作られた安心の日本製品。
機能性にデザイン性をプラスした
神戸らしい靴。
そんな靴を独自ブランドで販売したい…
靴のまちで半世紀、「インコルジェ」は
そんな想いから生まれました。
歩くことが健康によいというのは
誰もが知っています。正しく歩くことで
心身はリフレッシュします。
ただ、”どんな靴を履いて” 歩くのかが
とても大切なことだと思います。
足に負担をかけない、
歩いた人が笑顔になる、
どこまでも歩きたくなる、
そんな靴をこれからも造り続けます。